お子さんの鼻血について
子どもの鼻出血(鼻血)について 🩸
お子さんが急に鼻血を出すと、保護者の方はびっくりしてしまいますよね。
でも、子どもの鼻血の多くは、鼻の入り口付近の粘膜からの出血で、正しく対応すれば短時間で止まることがほとんどです。子どもの鼻出血は多くの場合悪い病気ではなく、まず落ち着いて対応することが大切です。
子どもに鼻血が多い理由 👃
子どもの鼻の中の粘膜は大人よりもデリケートです。
特に、鼻の入り口に近い部分には細かい血管がたくさん集まっているため、少しの刺激でも出血しやすくなります。
よくある原因には、次のようなものがあります。
・鼻をほじる、こする
・鼻を強くかむ
・風邪や鼻炎で鼻の中が荒れている
・アレルギー性鼻炎で鼻がかゆい
・空気の乾燥
・副鼻腔炎などで鼻水が続いている
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎があると、鼻がムズムズして触る回数が増え、鼻血をくり返しやすくなることがあります。
鼻血が出たときの止め方
① まずは落ち着いて座ります
上を向かせず、少し下を向いた姿勢にしましょう。
上を向くと、血がのどに流れ込んで気持ち悪くなったり、飲み込んでしまったりすることがあります。
② 小鼻をしっかりつまみます
鼻の硬い骨の部分ではなく、やわらかい小鼻の部分を指でしっかりつまみます。
そのまま 10〜15分ほど、途中で何度も確認せずに圧迫しましょう。多くの鼻血は、この方法で止まります。
③ ティッシュを奥まで詰めすぎないようにしましょう
ティッシュを鼻の奥まで強く詰めると、抜くときにかさぶたがはがれて、また出血することがあります。
血を受ける程度にやさしく使いましょう。
こんなときは受診してください 🏥
次のような場合は、耳鼻咽喉科へご相談ください。
・鼻血をくり返す
・10〜15分しっかり押さえても止まりにくい
・出血量が多い
・鼻水、鼻づまり、くしゃみ、鼻のかゆみが続いている
・鼻をよく触る、こする
・顔や頭をぶつけたあとに鼻血が出た
・歯ぐきからの出血、青あざが増えるなど、鼻以外の出血もある
特に、圧迫しても長時間止まらない場合、頭や顔のけががある場合、鼻以外の出血や青あざが目立つ場合は、早めの受診がすすめられます。
当院でできること
当院では、鼻の中に傷がないか、鼻炎や副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などが隠れていないかを確認します。
鼻血そのものを止めることだけでなく、鼻血をくり返す原因になっている鼻のトラブルを見つけ、必要に応じて治療していきます。
「よく鼻血を出すけど大丈夫かな?」
「朝起きると枕に血がついている」
「鼻をよく触っていて心配」
このような場合も、お気軽にご相談ください。
よくある質問 Q&A
Q. 子どもの鼻血は病気ですか?
多くの場合、鼻を触ったり、鼻炎で粘膜が荒れたりすることで起こります。
すぐに止まる鼻血であれば、過度に心配しすぎなくても大丈夫です。
Q. 鼻血が出たら上を向かせた方がいいですか?
上を向かせる必要はありません。
血がのどに流れ込むことがあるため、少し下を向いて、小鼻をしっかり押さえましょう。
Q. 何分くらい押さえればいいですか?
まずは10〜15分ほど、小鼻をしっかり押さえます。
途中で何度も手を離すと、止まりにくくなることがあります。
Q. 鼻血をくり返すときは受診した方がいいですか?
はい。
鼻の中の傷だけでなく、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などが関係していることがあります。くり返す場合は、一度耳鼻咽喉科で確認しておくと安心です。
Q. 鼻血を予防するにはどうしたらいいですか?
鼻を強くこすらない、爪を短く切る、鼻炎や鼻水をそのままにしないことが大切です。
鼻づまりや鼻水、くしゃみが続く場合は、鼻血をくり返す原因になることがありますのでご相談ください。
