首のしこり
首にしこりを見つけたら
首に「しこり」や「腫れ」を見つけると、不安に感じる方も多いと思います。
多くの場合は心配のいらない原因ですが、中には詳しい検査や治療が必要な病気もあります。
早めの受診が大切です。
よくある原因
首のしこりの原因はさまざまですが、耳鼻咽喉科では以下のようなものが多く見られます。
リンパ節の腫れ(反応性リンパ節腫脹)
風邪や扁桃炎、中耳炎などの感染症に伴って一時的に腫れることがあります。
押すと少し痛みがある場合もあります。多くは数週間で自然に小さくなります。
唾液腺の腫れ(耳下腺・顎下腺など)
唾石(唾液の通り道にできる石)や炎症で、顎の下や耳の前が腫れることがあります。
食事のときに腫れたり痛みが出たりするのが特徴です。
先天性のしこり(嚢胞・瘻孔など)
生まれつきの袋状の構造が原因で、子どもに見られることがあります。
感染を起こして急に腫れる場合もあります。
受診の目安
次のような場合は、早めに耳鼻咽喉科での診察をおすすめします。
- しこりが2週間以上小さくならない
- 急に大きくなった、痛みが強い
- 発熱を伴う
- しこりが硬く、動かない感じがする
- 体重減少や全身のだるさなど、他の症状もある
検査と治療
診察では、しこりの場所や性状(硬さ・動き・痛み)を確認し、必要に応じて以下のような検査を行います。
- 超音波検査(エコー)
- 血液検査
- CT / MRI などの画像検査
- 細胞診(しこりの細胞を調べる検査)
多くの場合は炎症性で自然に治ることもありますが、原因によっては抗生剤の治療や手術が必要になる場合もあります。
まとめ
首のしこりの多くは心配のいらないものですが、長引く場合や特徴的な症状がある場合は、早期の診察で原因を明らかにすることが大切です。
当院ではエコー検査なども行い、適切な診断と治療を心がけています。気になるしこりがある方は、お気軽にご相談ください。
首のしこり(頸部腫瘤)について - Q&A -
Q: 首にしこりを見つけました。これは何ですか?
首のしこり(腫れ)にはさまざまな原因があります。
多くはリンパ節や唾液腺が一時的に腫れているもので、風邪や扁桃炎などの感染症に伴って起こることがよくあります。
一方で、長く続くしこりや硬いしこりの中には、詳しい検査が必要な病気が隠れていることもあります。
Q: よくある原因にはどんなものがありますか?
耳鼻咽喉科でよく見られる原因は次のようなものです。
- リンパ節の腫れ:風邪・扁桃炎・中耳炎などの感染に伴って一時的に腫れます。押すと痛むこともあります。
- 唾液腺の腫れ:唾石や炎症によって顎の下や耳の前が腫れることがあります。食事中に腫れるのが特徴です。
- 先天性のしこり(嚢胞・瘻孔):生まれつきの袋状の構造で、子どもに見られることがあります。感染で急に腫れることもあります。
Q: しこりはどれくらいで治りますか?
風邪などが原因のリンパ節の腫れは、多くが数日~数週間で自然に小さくなります。
ただし、2週間以上たっても変化がない場合や、徐々に大きくなる場合は注意が必要です。
Q: どんな場合に受診した方がいいですか?
次のような場合は、早めに耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
- しこりが2週間以上小さくならない
- 急に大きくなったり、強い痛みがある
- 発熱を伴う
- しこりが硬く、動かない感じがする
- 体重減少やだるさなど、全身の症状がある
Q: 受診するとどんな検査をしますか?
診察では、しこりの場所・硬さ・動きなどを確認します。
必要に応じて以下のような検査を行います。
- 超音波検査(エコー)
- 血液検査
- CT / MRI などの画像検査
- 細胞診(細い針で細胞を採って調べる検査)
Q: 治療はどうなりますか?
原因によって異なりますが、感染によるリンパ節の腫れなら経過観察や抗生剤で改善することが多いです。
唾石や嚢胞などの場合は、処置や手術が必要になることもあります。
診断結果に応じて適切な治療方針をご提案します。
