突発性難聴
👂 突発性難聴(とっぱつせいなんちょう)とは?
突発性難聴とは、ある日突然、片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。 前日までは普通に聞こえていたのに、朝起きたら耳が詰まった感じがしたり、電話の音が聞こえにくくなったりして気づきます。
📝 発症は30〜60歳代に多いといわれますが、子どもから高齢の方まで幅広く起こります。
多くは片耳だけですが、まれに両耳に起こることもあります。
🌟 主な症状
- 耳の聞こえにくさ(軽度〜高度難聴まで様々)
- 耳閉感:耳がふさがったような感じ
- 耳鳴り:「ピー」「ジー」「ゴー」といった雑音が聞こえる
- めまい:ぐるぐる回る・ふらつく
👉 これらの症状は突然出てくるのが特徴です。
🦠 原因について
突発性難聴の原因ははっきり分かっていませんが、次のような説があります。
- ウイルス感染説:風邪などのウイルスが内耳に影響して起こる
- 血流障害説:内耳(音を感じる蝸牛や神経)に血が届かなくなり、酸素不足になる
- ストレス・過労:体の抵抗力が落ちて発症につながることも
- その他、自己免疫や遺伝要因の関与も考えられています
🏥 診断と検査
耳鼻咽喉科では以下のような検査を行います。
- 純音聴力検査:どの音がどのくらい聞こえているかを調べる基本検査
- ティンパノグラム:鼓膜や中耳の状態を確認
- 平衡機能検査:めまいを伴う場合に行う
- 必要に応じて、MRIなどで聴神経腫瘍など他の病気を除外
💊 治療方法
突発性難聴は 「治療開始が早いほど回復しやすい」病気 です。
発症からできれば1週間以内、遅くとも2週間以内に治療を始めることが重要です。
主な治療法は以下の通りです。
- ステロイド薬(内服または点滴):炎症を抑え、神経の回復を助ける
- 血流改善薬:内耳の血流をよくする
- ビタミンB12など神経に作用する薬
- めまいが強い場合は抗めまい薬も使用
- 入院が必要な場合もあります(点滴治療や安静のため)
- 薬を使用しても改善しにくい場合は、専門病院で高気圧酸素治療を行う場合があります
🌈 回復について
- おおまかですが、発症した人のうち
→ 約3分の1は完全に回復
→ 約3分の1はある程度回復するが、耳鳴りや軽度の難聴が残る
→ 残りの3分の1は大きな改善が得られにくい - 治療が早ければ早いほど、回復の可能性が高まります。
❓ よくある質問
突発性難聴は再発しますか?
👉 一般的には同じ耳に繰り返すことは少ないですが、まれに反対の耳に起こることもあります。
日常生活で気をつけることは?
👉 睡眠不足・ストレス・過労を避け、規則正しい生活を送りましょう。大きな音を避けることも大切です。
予防方法はありますか?
👉 はっきりとした予防法はありません。ただし体調管理を心がけ、風邪や疲労の時は無理をせず休むことが大切です。
⏰ まとめ
- 突発性難聴は 「突然耳が聞こえなくなる」病気
- 時間との勝負! できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診することが大切
- 早期治療で回復のチャンスが大きく広がります
👉 「耳が急に聞こえなくなった」「耳が詰まった感じがする」と思ったら、迷わずすぐにご相談ください👨⚕️👩⚕️
