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滲出性中耳炎

👂 滲出性中耳炎とは?

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)は、耳の奥にある中耳に滲出液(透明〜黄色の液体)がたまる病気です。

強い炎症や痛みはほとんどなく、発見が遅れやすいのが特徴です。特に3〜7歳のお子さんに多くみられます👶。

🩺 医療補足:滲出性中耳炎は「急性中耳炎の遷延例」や「耳管機能不全」が関与し、しばしば反復・慢性化します。小児では自然治癒も多い一方で、3か月以上持続する場合や聴力低下が明らかな場合は積極的な治療介入が必要とされます。

🌟 主な症状

  • 🔊 聞こえが悪くなる(伝音難聴)
    呼びかけに気づかない、テレビの音を大きくするなどで気づくことがあります。
  • 🎈 耳のつまり感
    大人では「耳が詰まる」「水が入ったような感じ」と表現することも。
  • 😌 痛みや発熱はほとんどない

🩺 医療補足:聴力は軽度〜中等度の伝音難聴(20〜40dB低下)が多く、学習や言語発達に影響することがあります。

🤔 原因

  • 🤒 急性中耳炎のあとに液が残る
  • 👃 アデノイド肥大による耳管閉塞
  • 🤧 アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の影響
  • 👶 耳管が短く水平なため、小児では液が貯留しやすい

🩺 医療補足:耳管機能不全(換気障害・排出障害・防御障害)が主因と考えられます。乳幼児では耳管咽頭口が未熟なため、炎症や鼻汁の影響を強く受けやすいとされています。

🩺 診断方法

  • 🔍 耳鏡で鼓膜の観察(陥凹・光錐消失・液体貯留の透見など)
  • 📈 ティンパノグラム(B型パターンで滲出液貯留を示唆)
  • 🎧 聴力検査(年齢に応じて条件詮索反応聴力検査や純音聴力検査)

🩺 医療補足:耳鏡所見だけでは診断が不十分な場合があり、インピーダンスオージオメトリーが重要です。難治例ではCTでの評価が行われることもあります。

💊 治療

  • 経過観察(多くは3か月以内に自然治癒)
  • 👃 鼻疾患の治療(鼻水吸引、抗アレルギー薬など)
  • 🩹 必要に応じて「鼓膜チューブ挿入術」
  • 💉 アデノイド肥大が原因の場合は「アデノイド切除術」を検討することも

🩺 医療補足:

  • 日本耳科学会のガイドラインでは「3か月以上持続する両側の滲出性中耳炎で聴力低下がある場合」に鼓膜チューブ留置を推奨。
  • チューブは6か月〜1年程度で自然脱落することが多いですが、再発する場合もあります。

⚠ 放置するとどうなる?

  • 🗣 言語発達の遅れや学習への影響
  • 👂 慢性的な難聴の原因
  • 🎯 鼓膜の萎縮・癒着性中耳炎に進展することも

🩺 医療補足:小児期の言語獲得の臨界期に難聴が持続すると、発達全般に影響するため、聴力の定期評価が不可欠です。

❓滲出性中耳炎 Q&A

痛みがないのに受診は必要ですか?

👉 はい。滲出性中耳炎は痛みや熱が少ないため気づきにくいですが、難聴が進んでいる場合があります。
特に子どもは「聞こえにくい」と自分で訴えにくいため、早めの診察がおすすめです。
3か月以上続くと聴力や言語発達に影響するため、定期的な観察が重要です。

どのくらいで治りますか?

👉 多くは数か月以内に自然に改善します。
ただし、長く続く場合や再発を繰り返すこともあります。
日本耳科学会ガイドラインでは、3か月以上続き、聴力低下がある場合は手術を検討とされています。

学校や幼稚園に通って大丈夫ですか?

👉 基本的には通園・通学して大丈夫です🏫。
ただし、風邪をひくと悪化しやすいため、体調管理に気をつけましょう。

どんな治療をしますか?

👉 まずは経過観察と鼻の治療(鼻水吸引やアレルギー治療)が中心です。
改善が見られない場合は、鼓膜チューブ挿入術などの手術を検討します。
チューブは中耳に空気を通し、滲出液の再貯留を防ぐ役割があります。

聴力は元に戻りますか?

👉 多くの場合、液がなくなれば聴力は改善します👂。
ただし、長期化した場合は鼓膜や耳の構造に影響が残ることもあります。

再発しますか?

👉 はい、再発することがあります。特にアデノイド肥大や鼻炎がある子は繰り返しやすいです。
必要に応じてアデノイド切除術を行うことで再発率を下げられることがあります。アレルギー性鼻炎がある方は鼻炎のコントロールが重要です。

家で気をつけることはありますか?

👉

  • 風邪を早めに治す 🤧
  • 鼻すすりを避ける 🚫
  • テレビの音量や聞き返しに注意 👂

これらが予防や早期発見につながります。

大人でもなりますか?

👉 はい。大人にも起こりますが、副鼻腔炎・鼻炎・耳管機能不全などが原因のことが多いです。
大人の場合も難聴や耳のつまり感が続く場合は受診をおすすめします。

👩‍⚕️ まとめ

滲出性中耳炎は、痛みが少なく気づきにくい病気ですが、言葉の発達や聞こえに大きな影響を与えることがあります。

「聞き返しが多い」「テレビの音を大きくする」「耳がつまった様子がある」場合は、早めに耳鼻科での受診をおすすめします✨

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