急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)
👃 急性副鼻腔炎とは?
「副鼻腔(ふくびくう)」とは、鼻の奥にある空気の入った小さなお部屋のことです。
かぜ(ウイルス)をきっかけに、細菌が入りこんで炎症を起こすと、膿(うみ)がたまり 鼻水や鼻づまりが長引く病気 が「急性副鼻腔炎」です。
よく「ちくのう症」とも呼ばれますが、急性副鼻腔炎は発症してから短期間の状態を指します。
🤒 主な症状
- 透明な鼻水が 黄緑色のドロッとした鼻水 に変わる
- 鼻づまり が強く、口で息をするようになる
- 顔や頭が重い、痛い(特にほほ・目のまわり・おでこ)
- 匂いがわかりにくい(嗅覚低下)
- 発熱や全身のだるさ
- 子どもでは 咳(特に夜や朝方) が長引くことも
🔍 診断のしかた
- 鼻の中を観察し、膿の有無や腫れを確認
- 必要に応じてレントゲンやCTで副鼻腔の状態をチェック
- 症状の経過(2週間以上続くかどうか)も大事な診断ポイントです
💊 治療方法
お薬による治療
- 抗菌薬(細菌感染が疑われるとき)
- 炎症や腫れを抑える薬
- 痰を出しやすくする薬、抗アレルギー薬 など
耳鼻科での処置
- 専用の機械で鼻水・膿を吸い出す
- 鼻の中を洗浄して通りをよくする
重症のとき
- 点滴や入院治療
- ごくまれに副鼻腔の手術が必要になることもあります
🏡 ご家庭での工夫
- 鼻をかむときは 片方ずつ、ゆっくり
- 部屋の 加湿🌫️ と十分な水分補給💧
- よく眠って体を休める😴
- 市販の点鼻薬は 長く使わず、医師の指示に従いましょう
⚠️ 放っておくとどうなる?
- 炎症が長引き、3か月以上続くと「慢性副鼻腔炎」 に移行することがあります
- 鼻の中に「ポリープ(鼻茸)」ができたり、匂いが戻りにくくなることも
- まれに目や脳に炎症が広がる合併症を起こすことがあり、早めの治療が大切です
❓ Q&A
かぜとの違いは?
👉 かぜは通常 1週間ほどでよくなりますが、副鼻腔炎は 鼻水・鼻づまりが2週間以上続き、色も濃くなる のが特徴です。
子どもでもなりますか?
👉 はい。子どもは副鼻腔の発達が未熟で炎症が起きやすく、長引く咳や鼻水の原因 になります。夜中の咳も副鼻腔炎が関係していることがあります。
熱がなくても副鼻腔炎ですか?
👉 可能性があります。熱がなくても 鼻水・鼻づまりや顔の痛み が続けば副鼻腔炎のサインです。
抗菌薬は必ず必要?
👉 軽い場合は自然に良くなることもあります。抗菌薬を使うかどうかは 症状や経過を見て医師が判断します。
学校や保育園は休むべき?
👉 軽症で熱がなければ登校・登園可能です。ただし、咳や鼻水が強いときは無理せず休んで体を休めましょう。
うつりますか?
👉 副鼻腔炎そのものはうつりませんが、もとになったかぜのウイルスは感染します。手洗い・マスクで予防をしましょう。
繰り返さないためには?
👉 ・かぜのときに鼻をしっかり吸う・かむ
👉 ・アレルギー性鼻炎がある場合は治療を続ける
👉 ・睡眠や栄養で免疫を整える
放っておいても大丈夫?
👉 自然に治る場合もありますが、長引くと慢性副鼻腔炎や合併症に進むこともあります。症状が続くときは早めに受診しましょう。
💡 まとめ
急性副鼻腔炎は「かぜの後に鼻水・鼻づまりが長引く」ことが特徴です。
「長引いているな…」「顔が痛い…」と感じたら、早めに耳鼻科を受診しましょう。
